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介護施設で導入しているツール例【AI搭載型の介護ロボット】

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更新日 :2024/04/12

負担軽減につながる【AI搭載型の介護ロボット】

負担やストレス軽減につながる!

導入する施設が増加

介護ロボットを導入する介護施設も増えてきています。介護ロボットは介護の負担を軽減し、要介護者の自立を支援するために開発されました。厚生労働省は介護ロボットを6つの分野に分け、そこからさらに13のカテゴリーに分類しています。例えば、移乗分野では介護士が装着するタイプ、装着せずにベッドなどに設置して要介護者の抱きかかえる動作をサポートするタイプなど。
用途や目的に応じていろんな種類がある介護ロボットですが、その中の1つがAIを搭載した介護ロボットです。一般的な介護ロボットはプログラムされた動作しかできませんが、AI搭載型の介護ロボットは取得したデータや情報を読み取り学習することで、その人や状況に応じた対応が可能になります。見守るだけでなく、声をかけることもできるそうですよ。

導入するメリット

AI搭載型の介護ロボットの中には顔や体格から人を識別し、音声による挨拶ができるコミュニケーション機能を持つロボットもあります。顔認証などの技術を活用してあらかじめ入居者の顔や体格を登録し、人を検知・識別します。正面から顔を認識して識別するタイプ、背面から体格などで識別するタイプ、とさまざまなタイプがありますが、コミュニケーション機能を持つロボットは顔や腕のある人型が多いので、「○○さんこんにちは」とロボットから呼びかけられても受け入れやすいでしょう。人間のような外見なので親しみやすく、心を癒す存在としても活用されているようですよ。
また、物体検知や生体信号検知などの機能を搭載したロボットもあります。転倒した人や発作を起こした人を認識できるので、そのような状態の人を検知したら介護士にメッセージを送信します。
他にも、施設内を巡回するロボットもあります。ロボットが巡回するので介護士は居室訪問の頻度を減らして他の業務に集中できます。業務の効率化につながるのはもちろん、自分の空間に他人が入ってくることに苦痛やストレスを感じる人からすると訪問の回数が減るので、ストレスも軽減できますね。
AI搭載型の介護ロボットの中には自動運転技術にも使われているLiDARなどの技術を採用し、自分で物を移動させたり運んだりできるタイプもありますよ。あらかじめ移動経路を作成しておけば、その経路を元に単独で移動することもできるでしょう。物体認識機能と組み合わせれば、エレベーターのボタンを押して乗り降りしたり、指定された場所に移動したりすることができるようになりますね。アームを活用すれば引き戸の開閉や障害物の認識・回避もできるので、介護士が介護ロボットにつきそう必要はありません。「リネンや備品の補充が必要だから介護ロボットに指示して必要なものを素早く届けてもらおう」なんてこともできますよ。

見守りの強化を検討しているなら要チェック!

導入する前に準備しておきたいこと 導入する前に準備しておきたいこと

ツールを十分に活用するために事前にきちんと準備しておくことが大切ですよ。準備が不足しているとツールを導入しても、「ただ設置しているだけ」になってしまいます。一般的な導入の手順を紹介しているので参考にしてくださいね。